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音響のお話。その2

 

 

どうもどうも。しばいぬの音響の人、矧矢です。

 

前回は、私があらかじめ用意した曲をその場で選曲して流すタイプの

即興の音響の人であるというお話をさせて頂きました。

 

今回はそのお話の続きといいますか、

もう少し掘り下げていければと思います。

 

 

 

 

上の画像は前回に貼った物と同じですね、

MIDIコントローラーに配置されているボタンをご覧下さい。

 

マジックペンで何やら書いてありますね。

 

これはボタンに直接書いてあるのではなく、透明なシールのような物が

貼ってあって、その上から書かれているのです。

 

これは何が書いてあるのかというと、そのボタンに割り当てられた曲が

どんな曲であるかの覚え書きのようなものになります。

 

前半の漢字一文字はその曲のざっくりとしたカテゴリーで、

後半は曲全体のイメージです。

 

試しに、3つの曲をご紹介しましょう。

 

まず1曲目は、『恋 木漏れ日』です。

 

 

 

 

元のタイトルは『恋と木漏れ日の図書室』。

 

曲名の中に『恋』というカテゴリー名が入っていますし、

聴いてみると確かに『木漏れ日』っぽい。

 

この曲のリネームはすんなりと行きました。

 

 

続いて2曲目は、『恋 この気持ち』です。

 

 

 

 

元のタイトルは『きのうはいえたのに Distance between the hearts』です。

 

私はこの曲は恋の曲っぽいなと思って、恋のカテゴリーに入れました。

 

元のタイトルはちょっと長いので、一言で納めるならとちょっと考え、

『昨日は言えたけど今日は言えない→秘めたこの想い→この気持ち』と

連想ゲームのようにしてリネームしました。

 

 

そして3曲目は、『感 再会』です。

 

 

 

 

なんだか感動っぽい曲だと思いませんか?

 

ちなみにタイトルは『ピアノとストリングスのほのぼの曲』。

 

曲名からはなかなか『再会』とは連想しにくいのですが、

考え方としてはこうです。

 

選曲の過程で、まず感動系の曲をピックアップしていきます。

どれも良い曲ばかりなんですが、雰囲気が似てるっちゃ似てるんですよ。

 

まずは元のタイトルと曲の雰囲気が明らかにマッチしている曲は

優先的に元タイトルから借用します。

 

残った曲は、2曲目のような考え方だったり、他の曲と被らないように

できるだけ離れた表現になるようにリネームするのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

なんだかんだ書きましたが、要は自分がやりやすければ良いんですよね。

 

 

では、今回はこの辺りで。